評判の良い育毛剤でも実際のところ「薄毛の進行を遅らせる程度」…発毛治療とは言えません。

薄毛は本来2年から6年近くかけて成長した後に抜けるはずの髪の毛が、生活習慣や男性ホルモンなどの原因によりヘアサイクルが乱れて成長途中で抜けてしまうため、徐々に髪の毛が細くなり産毛が増えてボリュームが少なくなっていくために起こります。

薄毛が気になり始めたらシャンプーを刺激の少ないものに変えてみたり、育毛サプリや育毛剤を利用される方も多いでしょう。特に薄毛対策の中でもポピュラーな育毛剤に関しては薄毛対策で最初に利用するという人が多いかもしれません。

しかし、育毛剤の中には莫大な広告宣伝費を投じて商品の認知度を上げる事で、高い効果が期待できるように消費者にイメージを持たせるだけで、実際にはその効果が疑わしい商品などもあります。

市販の育毛剤は「薄毛の進行を遅らせる程度」の効果しか期待できない

薬事法によって「絶対に髪の毛が生える」などといった謳い文句はできませんし、現時点で発毛効果が認められているのは「ミノキシジル」と呼ばれる成分だけなので、育毛剤はあくまで「髪の毛が成長しやすい頭皮環境に整える・脱毛を防ぐ」などといった効果が望めるだけであって、口コミ評価の高いものでも「薄毛の進行を遅らせる程度」の効果しか期待できないと言われています。

ミノキシジルを使った発毛治療が一番信頼性が高い

そのため、AGAで薄毛が進行している人はそういった育毛商品の対策だけではなかなか症状の進行をくい止める事が難しく、やはり現段階ではミノキシジルを使った発毛治療が一番信頼性が高いようです。この成分に関してはAGA治療薬として使われている医薬品であり、約90%もの人達が改善効果を実感しているデータなども発表されています。

一方で育毛商品に使われている医薬部外品に関しては「副作用の心配がなく高い育毛効果が期待できる」等の謳い文句で宣伝している様子を見かける事も多いでしょうが、改善効果に関してはっきりとしたデータを発表している商品はほとんどない状態であり、それらの育毛成分が医薬品として厚生労働省から認められてるミノキシジルの発毛効果を上回るというのは難しいでしょう。

ミノキシジルには副作用のリスクがある

ただ、ミノキシジルはもともと血圧を下げるためのお薬として使われていたものに発毛効果が見られた事から発毛治療に使われているので、血圧が低い人などは特に副作用に注意する必要があります。

ミノキシジルで発毛治療を行うのであれば、内服薬と外用薬があるので、まずは外用薬の成分濃度が低いものから始めて、自分の体質に合っているかを確認しておく必要があります。しかし、外用薬より内服薬の方が発毛効果を実感する人が多い傾向にあり、より高い効果が期待できるので、薄毛がある程度進行した人は内服薬の服用が良いかもしれませんが、内服薬は外用薬よりも副作用のリスクが高いので、その点については理解しておく必要があるでしょう。

プロペシアと併用し、より効果的な発毛治療

ミノキシジルは脱毛の原因となる男性ホルモンの生成を阻害する「フィナステリド」と呼ばれる成分で作られた医薬品(プロペシア)と併用する事で、高い発毛効果を発揮しているデータもあるので、リスク承知であればこれら2つの医薬品を併用する発毛治療が現時点で最も有効な発毛治療といえるでしょう。